ピースドラゴン(幼児向け)
皆さん、こんにちは。
「折り紙へ続く道」へようこそ。
今回は
私が保育園児に教えるために創作した
簡単ドラゴンをご紹介します。
私が勤務する保育園で
実際に子どもたちと楽しんでいる
作品です。
今回の記事は
折紙を趣味とする方だけでなく
幼稚園教諭、保育園、児童館に
お勤めの方にも参考になると思います。
まずは、完成形をご覧ください。
右が「スリーピースドラゴン」
左が少し難易度を上げた
「フォーピースドラゴン」です。
尾と羽が少し違うの分かりますか?
それでは
1.スリーピースドラゴン
の折り方を解説します。
※「フォーピースドラゴン」の折り方は
記事の後半で解説します。
1)使用する紙です
三枚使用します
幼児と楽しむ場合は
下半身:15×15㎝
上半身:15×15㎝
頭部:7.5×7.5㎝
を用意しましょう。
作例の写真は
7.5㎝を2枚と
3.75㎝を1枚で折っています。
2)下半身の折り方です
① 三角に折ります
② もう一度三角に折ります
③ 一つ前の状態に戻して
手前のカドを折り下げます
④ 上のカドを折り下げます
⑤ ③で折り返した所と
④でつけた線を合わせます
⑥ フチを中心線に合わせて折ります
(反対側も同じです)
⑦ カドを上に折上げます
(反対側も同じです)
※下半身の完成です
2)上半身の折り方です
① 三角に折ります
② もう一度三角に折ります
③ 1つ前の状態に戻して
カドを2枚とも折り下げます
④ 手前の1枚だけもとに戻します
⑤ フチを中心線に合わせて折ります
(反対側も同じです)
⑥ ③でつけた折線を基準に折ります
⑦ 反対側も同じように折ります
⑧ ⑥と⑦でつけた折り線を使って
つまむように折ります
※上半身の完成です
3)頭部の折り方です
① 下半身④の状態に折ります
② フチを中心線に合わせて折ります
(反対側も同じです)
※頭部の完成です
4)組み立て方です
① 上半身の「白い三角」の下に
下半身を差し込みます
② 半分に折ります
③ 羽を折り上げます
④ フチとフチを合わせて折ります
これが足になります
(羽と足は反対側も同じように折ります)
⑤ 頭部の「白い三角」の下に首を差し込みます
⑥ 「スリーピースドラゴン」の完成です
2.フォーピースドラゴン
続いて「フォーピースドラゴン」の折り方です。
「スリーピースドラゴン」に尾がついています。
「羽」も少しリアルな表現になっています。
1)上半身の折り方です
① スリーピースドラゴンの
上半身⑤の状態に折ります
② カドを折り上げます
③ カドを折り下げます
④ カドをもとに戻します
⑤ ②でつけた線と③でつけた線を合わせます
⑥ ⑤でできたフチに沿って後ろへ折ります
⑦ カドをもとに戻します
⑧ フチを中心線に合わせて折ります
⑨ 反対側も同じように折ります
⑩ 半分に折ります
⑪ 羽を折上げながら後ろの紙を引き出します
(反対側も同じです)
⑫ かぶせ折りをします
※かぶせ折りが難しい方は「スリーピースドラゴン」の首と同じ折り方をしてください
※上半身の完成です
2)尾の折り方です
① 対角線をつけます
② フチを中心線に合わせて折ります
③ 残り4ヶ所も同じように折ります
④ カドを折り上げます
(両端のカドが基準です)
⑤ 半分に折ります
⑥ 既についている折り線で起こします
⑦ 広げてつぶします
※尾の完成です
3.組み立て方です
※頭部と下半身は「スリーピースドラゴン」と
同じ折り方(部品)を使います。
① 上半身と下半身の組み立ては
「スリーピースドラゴン」と同じです
② 尾のパーツを上半身に差し込みます
③ 写真を参考に深く差し込みましょう
差し込んだ後は、全体を半分に折ります
④ 頭部の「白い三角」に首を差し込みます
⑤ 「フォーピースドラゴン」の完成です
いかがでしたか?
各パーツはノリづけなしで
組み立て可能な構造になっています。
但し、子どもは振り回して遊ぶので
子どもと楽しむ際は、ノリづけすることを
オススメします。
※見えない部分をセロテープでもOKです。
気に入った方は、ぜひ折ってみてください。
今回はここまでです。
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
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