六角箱 創作者:山口真さん
みなさん、こんにちは。
折紙へ続く道へようそ。
今回は
私のお気に入り作品をご紹介いたします。
六角箱 創作者:山口真さん
これです
正六角形の上に
花が咲いたようなデザインが特徴的
「切込み」「のり付け」は不要
しかも丈夫で実用的です。
私は、コンプレックス系の作品を作る際は
ダブルクリップをよく使用します。
私は
この作品をダブルクリップ入れに使用しています。
お菓子を詰めて
プレゼントにすることもできます。
それでは
私なりにこの作品の魅力を
述べて見たいと思います。
8等分から6角形を作る発想
著作に関わるので
詳細を述べることはできませんんが
この作品は、最初に紙を8等分します。
図は、A4の紙を用いる場合です
両端の2マスを重ねて折ることにより
六角形の筒を作ります。
紙の辺を6等分することは、困難ですが
8等分ベースであれば、折り易くなります。
しかも一部分を重ねて折ることで
ノリづけを不要とする効果もあります。
ねじり花
6角形の筒の先端を
「ねじり花」という技法を使ってまとめます。
この技法、「箱」以外の作品では
見たことがありません。
とにかく独特です。
基準線に沿って「まとめる」のですが
端から順番に「まとめ」ようとすると
出来ません。
感覚としては「布」を扱うように
一気に「ねじり」ます。
上手く出来た時は、快感です。
何度折っても飽きない瞬間です。
加えて、見栄、不思議度、ともに抜群
素晴らしい作品です。
本体
本体は、箱の底を「ねじり花」でまとめます。
フタは外側に「ねじり花」
本体は内側に「ねじり花」
<本体の「ねじり花」>
内側への「ねじり花」は、難易度が急上昇。
慣れるまでは大変です。
箱の高さは自由自在
この作品は
箱の高さを自由に決めることが出来ます。
先に示した作例は
A4の紙を2枚使います。
(フタで1枚、本体で1枚)
写真のようにカットするのですが
使用しない部分が発生してしまいます。
<フタ>
<本体>
そこで考えました。
A4の紙1枚でフタと本体を作れないか?
使用しない部分を減らすことはできないか?
こんな感じです。
(A4の紙1枚をカットしています)
本体の高さが低くなると
本体、内側の「ねじり花」が
とてもやり易くなりました。
オススメのアレンジです。
ユニットアレンジ
結合部分を重ねて折る発想の作品。
ならばユニット(複合というのか?)
も可能なはず、と考えました。
フタに3枚 本体に3枚
使用しています。
いかがでしたか?
完成形
魅力的な技法
実用性
自由度
色々と楽しめる作品だと思います。
ぜひ、皆さんもチャレンジしてみてください。
作品名:六角箱
創作者:山口真さん
出 典:暮らしに役立つ実用折り紙
※ブログ内の作品例の折手:管理人(山口智之)
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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