ウィングドラゴン
皆さん、こんにちは。
「折り紙へ続く道」へようこそ。
今回は
拙作:ウィングドラゴンの作品解説です。
まずは完成形をご覧ください。
今回はこの作品の創作過程をたどりながら
作品解説をしたいと思います。
1.基本形(第一段階)
この作品を思いついた原型となった形は
以下の基本形です。
まず、このような折り線をつけます。
折り畳みます。
折り畳むとこうなります。
開きます
開き切るとこうなります
現時点の展開図です
追加された線は、カドを開いた際に
自動的についた線です
中心線で二つ折にして
別角度から見てみましょう
首、尾、足、羽のパーツがそろっています
しかし・・・
これでは羽が短すぎます
頭部を表現することも難しそうです。
次は、この基本形に領域を追加して
首、尾、足、羽の各パーツを
ボリュームアップさせます。
2.基本形(第二段階)
一辺を4等分する線を格子状に入れます
赤い部分に
基本形(第一段階)の折り線を入れます
このようになります
周囲の領域を4等分します
頭部と足を作る線を追加します
外側の蛇腹を折り畳みます
折り畳むとこんな感じです
残りの部分は
紙の重なりを無視して基本形(第一段階)と
同じ折り方をします。
この時点での展開図です
頭部の重なりを引きはがし鶴の基本形を畳みます
更に首と尾を中心から広げてつぶします
頭部に沈め折を加えて細くします
足先の紙の重なりを引きはがし
ついている折り線でまとめます
足のカドを引っ張って伸ばします
内側のカドは足になります
外側のカドはショルダーパッドになります
3.仕上げ
各自がんばりましょう
4.作品情報
作品名:ウィングドラゴン
折り方:不切正方形1枚
創作・折手/管理人(山口智之)
用 紙:カラぺラピス30×30㎝
小川和紙30×30㎝
5.最後に
いかがでしたか?
できるだけ単純な構造から
そこそこ見栄えのするドラゴンを
目指して創作してみました。
今回は展開図を多用した解説をしました
創作や展開図折の参考になれば幸いです。
また、
「わかりづらい」
「仕上げの部分の具体的な折り方が知りたい」
などの反響があれば、折り方をYoutubeで公開
したいと思います。
今回はここまでです。
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
(@^^)/~~~
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足先を引っ張り出す工程で苦戦してます…
どうしても折りたたんだ構造が崩れてしまって上手くまとめられなくなってしまうので、もし良ければYouTubeでの詳しい解説もお願いしたいです。よろしくお願いいたします。