変形ツル/飛翔(ひしょう)の作品解説
「折り紙へ続く道」へようこそ
拙作、変形ツル/飛翔(ひしょう)作品解説をします。
<注意事項>
1)今回の解説内容は、原型となる作品「鳳凰」と「流麗」を折ることができる
前提で解説しています。
2)記事の最後に「鳳凰」と「流麗」のリンクが貼ってあります。
1.完成形
まずは、完成形をご覧ください。
こちらが変形ツル/飛翔(ひしょう)てす。
→美しく飛び立つ様子を表現しました。
2.基本構造
1)「流麗」の基本構造に加え16等分ベースの斜め線を加えます。
2)展開図の通りに折り畳みます。
3.以降の折り方
展開図を畳んだ後
→羽と首を折り下げる
→開き替えて羽を折り上げる
→首と尾を伝承作品の「鶴」と同様の加工をする
1)矢印の線を基準に「中割折り①」
2)矢印の線を基準に「中割折り②」
3)矢印の線を基準に「中割折り③④」
※ここからは半開きの写真は省略
4)矢印の線を基準に「中割折り⑤⑥」
5)矢印の線を基準に「中割折り⑦⑧」
6)「中割折り⑨⑩」
7)完成
尾の付け根は一層ずつ「糊付け」をすると綺麗な仕上がりになります。
いかがでしたか?
気に入った方は、ぜひチャレンジしてみてください。
4.完成写真をSNS等で公開する場合
「作品名」「創作者氏名」「折った方の氏名」を明記してほしいです。
著作物なのでよろしくお願いします。
<作品情報>
作品名 変形ツル/飛翔(ひしょう)
創 作 山口智之
折り方 不切正方形一枚
用 紙 江戸古染・はな
35×35㎝
※この記事の内容が「難しいと」感じた方
「飛翔」の原型となった作品「鳳凰」→「流麗」の順でチャレンジすると「飛翔」も折れるようになります。
↓↓↓「鳳凰」のリンク↓↓↓
youtaiyamaguchi.hatenablog.com
↓↓↓「流麗」のリンク↓↓↓