変形ツル/昂鶴(こうかく)
皆さん、こんにちは!
「折り紙へ続く道」へようこそ。
今回は
変形ツル/昂鶴(こうかく)
の作品解説です。
まずは、完成形をご覧ください。
※「尾」は神谷哲史さん創作:フェニックス3.5
と同様の折り方を用いています。
※元ネタの出典は「神谷哲史作品集2」です。
1.基本構造
「鶴の基本形」と「追加した領域」の
比率は1:1
2.展開図を畳む
3.「尾」の中央を開いてつぶす
4.「尾」を折り下げる
5.開き変える
6.「羽」を折り上げる
7.「首」と「尾」を細く折る
※こちら側もお忘れなく
8.「首」を仕上げる
9.「羽」を1/2で目印をつける
10.「羽」の加工①
11.「羽」の加工②
12.「羽」の加工③
13.「羽」の加工④
14.「羽」の加工⑤
15.「尾」の加工
※著作に関わることなので、この部分の
折り方の詳細を示すことは控えます。
※各自、お手元の「神谷作品集2」
を参考に頑張りましょう。
16.完成
いかがでしたか?
本作は「鶴」の「尾」を長くするために領域を
追加する単純な構造です。
「尾」の領域を追加すると副産物として
「羽」の領域も追加されます。
今回は、「尾」の領域追加にともなう
「羽」の領域追加を有効に活用する
ことができました。
本作の「羽」の折り方はかなり自由度が高く
使えるパーツです。
しかし
時として追加された領域が
ジャマになることがあります。
そんな時は、創作の失敗と捉えるのではなく
得られた基本形を「別の何か」に見立てる
「発想の転換」をするように私は心がけています。
それでも簡単に作品が生まれる訳ではありません。
上手くいかなかった「基本形」はゴミ箱行きにせず
「しばらく寝かせる」のがコツです。
興味のある方は
この記事の最後のリンクをクリックしてください。
今回はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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