折り紙へ続く道(山口智之)

・私が創作した折り紙作品の解説・初心者向け創作折り紙のやり方・他者が創作したお気に入り作品の紹介・折り紙について思うことを書きます。

妹背山(連鶴)

皆さん、こんにちは。

折り紙へ続く道へようこそ。

 

今回は

「妹背山」の折り方

です。

 

「連鶴」の中でも

最も基本的でポピュラーな作品です。

 

先ずは完成形をご覧ください。

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この作品は長方形から作られています。

 

それでは、折り方です。

 

1.作品に必要な長方形を切り出す

A4のコピー用紙からこの作品に必要な

長方形を切り出してみましょう。

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1)赤線にを基準に青線をつけます。

2)青線に沿って紙を切断します。

3)正方形が2つ並んだ長方形ができます。

 ※正方形の折り紙を半分に切っても

 同じ比率の紙が得られます。

※最初は大きな紙で練習した方がよいので

 コピー用紙からの切り出し方法を紹介しました。

 

2.フチと平行な中心線をつける

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3.「鶴の基本形」の線をつける

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4.切込みを入れる

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黄色の線に沿って「切込み」を入れます。

 

5.左右の「鶴の基本形」を畳む

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1)赤線:山折り

2)青線:谷折り

 ※羽の根元の短い青線は

  羽を折り上げる際、自動的につきます

3)黒線:無視

 

6.重要なポイント

「妹背山」初心者のアルアル話

「途中で訳が分からなくなった~~~」

 

これを防ぐ重要なポイントを以下に示します。

  

1)「手裏剣」のような形にする

①カドから出ている赤線で

 「手裏剣」のような形にします。

②中心から出ている赤線を「山折り」にして

 中心を「凸形」にします。

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2)「頭」と「尾」を結ぶ対角線を「谷折り」

 「妹背山」では「切込み」を入れた部分が

「頭」になります。

 

「谷折り」にする中心線を

「羽」を構成する対角線と間違えないように

注意してください。

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※点線の「青線」は

 この工程で自動的につく線です。

 

3)羽を折り上げる

「鶴の基本形」を畳む際、必ず「羽」を折り上げる

ように注意してください。 

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4)もう一方も同様に畳む

「羽」を折り上げるように注意してください。

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4)完成

それぞれの「鶴の基本形」を「鶴」に仕上げる。

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※どちらか片側の「鶴」の

 「山折り、谷折り」を全て逆に折ると

 このようなアレンジもできます。

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いかがでしたか?

「妹背山」の折り方はネットや書籍で

様々な方法が紹介されています。

今回は「私なり」の方法を紹介いたしました。

 

今回紹介した畳み方は

一般的な「鶴」の畳み方とは少し異なります。

 

この方法が出来るようになると

他の連鶴作品を折る際にも活用できます。

 

よかったらレパートリーに加えてください。

 

今回はここまで。

 

最後までご覧いただき

ありがとうございました。

(@^^)/~~~